宇野千代没後10年   エッセイ・コンクール

『幸福の言葉』作品募集要項

 

宇野千代顕彰会

 

1.趣旨

  “一握りの幸せを求めて生きるのが人間である”・・・日本女流文学界の大輪の花・宇野千代さんは、作家であると同時に、人生の優れた指南役でもありました。著書『幸福の言葉』の中には、心の琴線に触れる宝石のような言葉がちりばめてあります。

  没後10年を記念し、今回は読書感想文ではなく、‘エッセイコンクール 『幸福の言葉』’としました。あなたの日頃の想いや感じていることを率直に綴ってください。

  “幸福のかけらは、幾つでもある。ただ、それを見つけ出すことが上手な人と、下手な人とがある”・ ・・さあ、その第一歩、このコンクールに挑戦してみませんか。

                                        

2.参考図書・応募作品

 (1)参考図書は、宇野千代著『幸福の言葉』(海竜社)とする。

        (宇野千代顕彰会事務局及び宇野千代生家でも入手できる。)

 (2)エッセイ(応募作品)は、一人一点とし、未発表の自作に限る。

 

3.応募資格

高校生以上。住所、性別、職業など問わない。

                                                                  

4.募集期間

    平成18年8月1日(火)〜9月20日 (水)〔当日消印有効〕

 

5.応募方法

 (1)字 数      本文のみで400字詰め原稿用紙5枚程度(字数を超えないこと)

ワープロ原稿も可。

 (2)本文とは別に、題名・住所・氏名(ふりがな)・年齢・電話番号(あればFAX番号も)・『幸福の言葉』の何ページの、どの言葉を取り上げたかを明記(複数可)したものを本文の上に綴じる。

 

6.応募先

741-0061 山口県岩国市錦見4−8−9 保田医院内 

       宇野千代顕彰会事務局「エッセイ・コンクール」係宛

     TEL 0827−43−3302    FAX  0827−41−0525

 

7.審査委員及び審査委員会

  (1)審査委員

        稲生 慧(山口県図書館協会会長)   保田正子(宇野千代顕彰会会長)

        元島祥次(岩国短期大学客員教授)   田中昭江 (高水高等学校教諭)

 (2)審査委員会

        審査委員長を互選し、委員会を開催。委員長が最終決定する。

 

8.通知・公表

    厳正な審査を経て、10月上旬に入賞者を決定し、本人に通知する。

同時に、審査結果を報道機関に公表する。

 

9.賞

 (1)一 席 (1作品を原則とする。)   表彰状及び賞金10万円

 (2)二 席  (1作品を原則とする。)      表彰状及び賞金3万円

 (3)三 席  (1作品を原則とする。)      表彰状及び賞金1万円

 (4)佳 作 (5作品を原則とする。)      表彰状及び記念品

 (5)副 賞  (1)〜(4)の入賞者全員     宇野千代関連の品

    ◎「あっちゃん特別賞」(1)〜(4)より1編   賞品(藤江淳子氏提供)

 

10.表彰式

    平成18年11月11日(土)正午より岩国市岩国1-17-27 「半月庵」で行う。

    旅費等の必要な経費は本人が負担する。

 

11.著作権・登載

    入賞作品の著作権は、宇野千代顕彰会に帰属し、応募作品は返却しない。

    入賞作品は地方文化の会・岩国が発行する総合雑誌『21世紀』に登載する。

 

12.主催・後援等

 (1)主 催  宇野千代顕彰会

 (2)後 援    やまぐち文学回廊構想推進協議会

                  岩国市教育委員会、和木町教育委員会、

         岩国市文化協会、(財)岩国の文化を育てる会、地方文化の会・岩国 (3)特別協力  宇野千代継承者・藤江淳子氏

                                  

《宇野千代顕彰会では、宇野千代の業績を末永く顕彰するとともに、作品の読書の普及と文学の振興を図り、あわせて郷土・岩国のイメージアップに寄与するため、毎年読書感想文コンクールを実施しています。また、昨年7月から一年間、文学講座を開設しました。そのほか、観桜会、薄桜忌、もみじ茶会なども毎年実施しています。皆様どうか、ご支援・ご協力ください。常時、会員募集もしています。》                                 以上